2025年4月17日木曜日

metricのせいでネットに繋がらなくなった

ちょっと特殊な構成にしているUbuntu PC。
長年普通にインターネットにアクセスできていたのですが、
突然ある特定のウェブサイトにアクセスできなくなりました。なぜ?

このPC、ネットワークアダプタが2つついていて、
どちらもDHCPでIPアドレスをとってくるようにしており、
ある特定のIPアドレス宛てパケットだけ一方のアダプタに流すよう
静的ルーティング設定していて、
他はデフォルトゲートウェイ宛てで他方に流していました。
ただDHCPでは両方ともデフォルトゲートウェイが設定されてしまっていて、
これまではうまいことmetricが設定されていたので、
あまり気にしていなかったのですが、
最近なぜかこれが逆転してしまったのが原因だということが
調査の結果わかりました。
アクセスできるウェブサイトとできないサイトがあるのは、
IPv6でのアクセスだとちゃんと繋がるという落ちのようです。

で、これをなんとかしたいので、
metricの設定でなんおかしようとしたのですが、
必要ない方のデフォルトゲートウェイを無視する方法が見つかりました。
netplanを使用していることが前提ですが、
これの設定ファイル"/etc/netplan/*.yaml"が
network:
  version: 2
  ethernets:
    eth0:
      dhcp4: true
    eth1:
      dhcp4: true
のようになっている時、eth0のデフォルトゲートウェイを無視するには
network:
  version: 2
  ethernets:
    eth0:
      dhcp4: true
      dhcp4-overrides:
        use-routes: false
    eth1:
      dhcp4: true
のようにすればいいということになります。
まだまだ知らないことがあるんですよね。

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