昨日話題に上げたSIMカード、というかICカード。
クレジットカード等では磁気カードよりICカードのほうが
セキュリティが高いなどと言われますが、それもそのはず。
実はICカードの中には一般的にプロセッサが入っているんですよね。
磁気カードの場合、読み取れば保存しているデータが
何の手順もなくそのまままるごと読み出せます。
クレジットカードならカード番号が詳らかになります。
ではICカードはと言うと、読み取り機から読み取り命令を発行し、
カード側のプロセッサがそれに答えて情報を送り返します。
その際、手順の中に、理論的に解読の難しさが担保されるように、
暗号化等の前準備をした上で、カードから加工した情報を送り、
読み取り機側で元のデータに復元すれば、
カードと読み取り機の間の通信路から情報漏えいする可能性は低くなりますし、
そもそも読み取り機はその情報を知る必要はなく、
クレジットカード会社のサーバとICカードの間を丸っと
暗号化等するような形にすることで、
途中にセキュリティ上の穴がなくなります。
まあこれは私の予想に過ぎませんが。
ではICカードには何が入っているのかと言うと、
千差万別ではあるのでしょうが、イメージとしては
この程度のICの中身が生で入っていものと思われます。
これはCPUとSRAMとFlashROMと外部通信機能が
1つになったような半導体チップです。
もっと低性能の8ビットCPUで十分な用途もあるかもしれませんが、
最近のSIMカードなんかはJavaアプレットが動作するとかいう話もありますし、
NFCなんかの非接触通信対応とかもあるので、そこそこの性能が必要なのかも。
まあ私は門外漢なので本当のところは知りませんけど。
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