2008年7月30日水曜日

任天堂訴える

本日昼間に突然入ってきたニュースですが、
ついに任天堂が法的手段に出ました。
マジコンの撲滅に向けてです。

韓国ではすでに手をうっていましたし、
昨今の秋葉原の販売店の様子や
町を歩いている堅気(?)の方々への異常な広がりを考えると
致し方ないことだと思います。

最近は広く公開するしっかりしたものを作っていませんが、
私もプログラマの一人としてこの状況をよしとは思っていませんでした。
FSFの「ソフトウェアは水のように…」というような理念に一部賛同する部分はありますが、
しかし、水も買うものという一面もあるわけで、
ソフトメーカのこの行為については私も賛成します。

正直、私はGBA用のものを含めて、
大量のマジコンを所有していますが、
技術的な興味から面白そうなものが出ると思わず購入してしまいうぐらいなもので、
結局ほとんど使ってないですし、
ひどいものは箱から出してもなかったりします。

マジコンも悪な部分が強調されていますが、
適法(グレーといわれるかもしれません)で非常に便利な使い方もできます。
辞書ソフトや旅行案内系のソフトを自分で吸い取ってまとめて入れておけば
海外旅行のときなど威力を発揮しますし、
自作、あるいは他人が作った自作ソフトには、
ソフトフォン等の有用なものも結構あります。
先日イスラエルに行ったときも録画しておいたテレビ番組を入れていって
フライト中に見たりしていましたし、
MP3も再生できるのでiPodもいりません。
万能な情報機器に化けます。
肯定するわけではありませんが、
個人で電子工作とプログラミングして楽しむのは黙認してほしい気もします。

などといいながら今日 M3さくら を買ってしまいました。
これはマジコンとはいっても標準では違法な形でのゲームのプレイはできない代物ですが、
今回のあおりで消えてしまうのも惜しいので
打ち止めのつもりで購入してみました。
あー、どうせ使いもわないのにまた無駄な買い物をしてしまった…

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