2007年8月3日金曜日

HD を DVD に

HD DVD のことではありません。DVDです。

先月開催された DVDフォーラムでのことですが、
地デジで放送されているようなHDコンテンツを
現世代のDVDに保存できるようにする規格について語られました。
現世代DVDでは容量が足りないから次世代DVDが規格化されたわけで、
機器メーカーやコンテンツ保有者からすれば
次世代が売れたほうが儲かるはずで、
今さらな気もしますが、
それだけ次世代の普及が滞っているということでしょう。
エンドユーザから見ればありがたい機能です。

そもそも、更なる高圧縮化が可能な H.264 や VC-1 は
次世代DVDの規格化の時点で十分使えることがわかっていたので、
次世代DVDとは違うアプローチとして、
これをDVDに適応させてHDコンテンツの録画に使うという規格自身は
もっと早くに定義されるべきだったと思っています。
その当時からすればもちろん問題もあって、
民生機の価格帯でHD画質を H.264 でリアルタイムエンコードできるのが
いつになるかということですが、
ハイビジョンデジタルビデオカメラという形で実現され始めました。
規格制定のタイミングとしては最後のチャンスということだったのでしょう。

さて、なぜ先月の話題をここで触れるかといいますと、
書こうと思ってすっかり忘れていただけです。
本日 H.246 HD対応のデジタルビデオカメラが発表されたのを見て思い出しました。
 

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