Windows10の仮想デスクトップについて、
以前ここに書いた気がするのですが、
検索しても見つからないのでまた書いておくことにします。
私の記憶によると、
昔のWindowsXPの仮想デスクトップはPowerToyに入っていて、
4面のデスクトップをタスクバー上のボタンで切り替えられるもので、
それぞれの面に別々のアイコンを配置でき、別々のアプリを起動できていました。
今で言うマルチディスプレー環境の表示している画面を入れ替える格好です。
しかしWindows10の仮想デスクトップは、
同じアイコン配置のデスクトップを複数持っていて、
それぞれで別のアプリケーションを表示するようなシステムです。
私としては前のほうが使い勝手が良かったのですが、
多分マルチディスプレーが一般になって、
それに合わせて再設計されたのでしょう。
ともあれ、Windows10の仮想デスクトップは
標準機能なので扱うのは簡単です。
[タスクビュー]アイコン(タスクバーの検索ボックスの右)をクリックし、
画面上方の[新しいデスクトップ]をクリックすると
仮想デスクトップが1面追加されます。
枚数の上限がどこにあるのかは不明です。
私が増やしてみたのは25枚です。面倒なのでそこでやめました。
まあそんなに増えてもしょうがないでしょう。
削除するには[デスクトップn]の[X]をクリックします。
で、デスクトップの切り替えですが、
[タスクビュー]の画面から[デスクトップn]をクリックすれば
それがアクティブになります。
また[デスクトップn]で起動中のアプリケーションを
[デスクトップm]に移動させることもできます。
[タスクビュー]の画面で[デスクトップn]にマウスを重ねると、
[デスクトップn]で稼働中のアプリケーションが一覧表示されるので、
移動させたいアプリケーションを[デスクトップm]に
ドラッグ&ドロップすることで可能です。
マルチディスプレイ([拡張]モード)だと、
全てのディスプレイをまとめて一括りにしたものを
切り替えるような振る舞いになり、
[タスクビュー]の画面で表示される起動中アプリケーションは
それぞれのディスプレイ上で一覧表示されます。
もちろんシングルディスプレイに変われば、
無くなったディスプレイ上にあったアプリケーションは、
同一仮想デスクトップの主たるディスプレイに戻ってきます。
上手くできています。
アプリケーションの移動はともかく、
デスクトップを切り替えるショートカットキーは
当然用意されており、普通の画面で[Win]+[Ctrl]+[←]/[→]で
隣の仮想デスクトップに移動できます。
まあこのショートカットを使うのが普通でしょうね。
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