米国科学技術政策局(OSTP)がNASAに対して月の標準時(LTC/Coordinated Lunar Time)の策定を指示
というようなニュースが入ってきました。
月に人類が住もうかとしている時代、時刻は大変重要です。
が、これって非常に難しい。
地球で言えば、1年は太陽の周りを回る公転周期で、
1日は自転周期で定義されています。
しかし月はというと、地球の周りを回る公転周期、
自転周期共に、地球時間で約27日間であり、
1年も1日も一緒くたです。
母星である地球と時間を共通化しておかないと
天文関連で致命的な不具合が出そうですし、
時刻も合わせておかないと運用面で不都合が起きるでしょう。
はてさて、CLTどのようになるのか、かなり楽しみです。
ところで月での昼夜は公転と自転のみならず、地球の影も影響し、
空の明るさと時刻の不一致は酷いものになると推察され、
人間が生活するには向きません。
IISや南極基地のように生活リズムを作るのでしょうが、
地球外での長期滞在はカジュアルにはできそうにありません。
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