私はhtmlが大好きです。
何か文章を書く際にはまずプレーンテキストを選択し、
それで不都合があるならhtmlをソースで記述します。
都合がいいごく簡単なcssテンプレートを自作していて、
章節番号を気にせずTeXっぽく書けるように工夫しています。
場合によってはmdにしたり、
何か制約事項があればMicrosoft Word等の
特定のアプリケーションを使いますが、
プレーンなテキストを汎用のテキストエディタ(vi含む)で
編集するのが私のスタイルです。
画像等を張り込むときも私にとってはhtmlがデフォルトですが、
困るのは一枚物の資料を静的にファイルとして配布するような時。
htmlファイルとjpeg画像ファイル等を一緒にしておかなければなりません。
多数のhtmlファイルを含み、互いをリンクさせたような大規模な文書なら、
zip形式でまとめて圧縮すれば取り回ししやすいのですが、
中途半端なやつが取り扱いに困るんですよね。
で、最近知ったのがmhtml。
"MIME Encapsulation of Aggregate HTML"なる形式で、
あるhtmlに貼り込んであるあらゆるファイル(画像やcss)を
MIME技術で単独のファイルにまとめ、
そのファイルのみで完全にhtml文書を再現できるようにしたものです。
なおMIMEはeメールで利用されているおなじみの
"Multipurpose Internet Mail Extensions"のことです。
かなり昔からある規格のようですが、私は最近その存在を知りました。
ちなみにWordやExcelではファイル保存時に
"mhtml"(または"mht")形式を指定することで
mhtmlに書き出すことができます。
Chromeブラウザならページ保存時に[ウェブページ、1つのファイル]を
指定することでmhtmlを得られます。
得られたmhtmlはChromeで普通に開けます。
で、その中身を見てみるとプレーンテキストで、
1つのファイルをhttp 1.1で送受信するデータ構成に準じた、
テキスト形式のヘッダ(オリジナルのURL含む) + 空行 + コンテンツ
(バイナリならbase64でテキスト化)にデータ化し、
それらを区切り文字列で区切って必要なファイルを全て含んだ
1つのファイルにし、MIMEのヘッダを付けている感じになっています。
なるほどいい感じ。
しかしこれのソースをテキストエディタで手書きするのは辛い。
高機能なコンテンツ作成アプリケーション(Wordとか)の
出力フォーマットのバリエーションぐらいに考えた方が良さそう。
これまでどおりプレーンテキストやhtmlのソースを
生で打つのをデフォルトとし、画像入りのhtmlを
単体で配布するようなときにmhtml化する程度にしておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿