私は個人ではセキュリティ対策系のソフトは昔から一切使っていません。
それが原因でトラブルに出くわすのが嫌だからです。
同様にOSや各種ソフトのアップデートもなるべく避けます。
アップデートして動いているように見えても、
他でトラブルが出ているかもしれません。
誰か偉い人が言っていましたが、
「動いているものを変えるとろくな事がない」
という意見に私は賛成です。
まあ最近はそうもいかないのですが。
そんなセキュリティ対策製品がやらかしてしまいました。
先週末に世界規模でWindowsがダウンし、
航空会社や小売店等に影響が出たようですが、
これの原因となったのがクラウドストライクのセキュリティ製品。
アップデートによってWindowsをブルースクリーン地獄に陥れました。
って、そんな超ド級の不具合がテストで引っかからなかったって、
お寒い体制なんでしょうね。
昔から比べればWindowsをブルースクリーンに持っていくって
なかなかハードルが高いはずなんですけど、
そんなポカをやる企業に権限の高い(カーネルモジュールとか)
ソフトウェアの作成はさせないほうがいいですよね。
ところで、ソフトの話から逸れますが、
電子回路の世界でも、保護のために入れたダイオードが壊れて
全体として動かなくなる、みたいな話はあって、
「入れるべきか入れざるべきか、それが問題」になったりします。
個人的には部品が増えて、
全体としての故障率が上がるのは避けたいところです。
ついでに修理のことも考慮に入れた上で。
宇宙機とか運用中の修理が不可能なものとかもありますしね。
ともかくライフサイクル全体での最適化が最重要です。
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