2006年11月9日木曜日

Wiiリモコンのオーディオ(2)

昨日の続きになりますが、
Wiiリモコンにはローム社のオーディオ技術が使われているようです。
また、以前「GAMECUBE のコントローラ」で書いたように、
制御ICもローム社製と推測しています。
スピーカの音量制御をリモコン内部で完結するため、
多少インテリジェントなIC(CPU)を使うかもしれません。

 

ということで、Wiiリモコンに使われている大物半導体は
    Broadcom社製 1チップ Bluetooth IC (ベースバンド + RF)
    ローム社製 メイン制御IC (Ir変調器、ADPCMデコーダ、スピーカアンプ、EEPROM、電池電圧検知機能 内蔵)
    ローム社製 IO制御IC (ボタンや3軸センサの検知、LEDやモータの制御)
    STマイクロエレクトロニクス社製 3軸加速度センサ
の4チップになると考えます。
2番目と3番目のICはまとめて1つにしてもいいでしょうが、
そうしてしまうとピン数が多くなりそうなことと、
3番目のICがヌンチャクやクラシックコントローラと共用できそうなこと、
さらに、2番目のICは世代によってファームウェアを新しくする可能性もあるので、
総合的に考えると別々にする方はいいと思います。

 

さて、Wiiリモコンの定価3,800円が妥当かというと…
こんなものでしょうね。

 

なお、以上はあくまでも私の推測ですので。

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