LaFonera の電源をいれ、
シリアルターミナルから [Ctrl]+[c] を何度か押していると、
RedBoot のコマンドプロンプトが現れます。
そこで以下のコマンドを順々に実行していきます。
なお、LaForera のIPアドレスを 192.168.1.3、TFTPサーバのIPアドレスは 192.168.1.2 に設定することにします。
また、途中 yes/no の選択を迫られるので、そこでは 'y' を押します。
ip_address -l 192.168.1.3/24 -h 192.168.1.2
fis init
load -r -v -b 0x80041000 root.fs
fis create -b 0x80041000 -f 0xA8030000 -l 0x002C0000 -e 0x00000000 rootfs
load -r -v -b 0x80041000 vmlinux.bin.l7
fis create -r 0x80041000 -e 0x80041000 -l 0x000E0000 vmlinux.bin.l7
fis create -f 0xA83D0000 -l 0x00010000 -n nvram
reset
以上で完了です。
もしファームウェアをもう一度書き換えたいなら、LaFonera の電源を入れるところからやり直すことで可能です。
ここで注意しなければならないのは、RedBoot から LinuxOS に制御が移った瞬間に、
シリアルのボーレートが 115200bps に変更されることです。
OS が立ち上がればシリアルコンソールからログインできます。
ログイン時のユーザ名は "root"、パスワードは "admin" です。
ノーマルなシェルで、一般的な組み込みLinuxで使えるコマンドは一通りそろっています。
もちろん、ネットワーク経由で telnet でのログインも可能です。
その際は無線LAN機能付きPCからSSID "dd-wrt" のアクセスポイントに接続した上で 192.168.1.1 にアクセスします。
もちろん そのPCのIPアドレスはそれと同一サブネットになければなりません。
まあ、コマンドラインで操作することはあまりないでしょう。
しっかりしたウェブベースの設定ページがありますのでそれを使います。
IE等から "http://192.168.1.1" をURL指定します。
認証がかかっていますので、ユーザ名は "root"、パスワードは "admin" でログインください。
あとは好きに設定してください。
かなり高機能で使いでがあります。
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