2007年3月13日火曜日

Zaurus でDHCPサーバ

この先日、Windows Vista とPDAの Zaurus SL-C1000































































の接続性に問題があることを書きましたが、
それを改善する手段を実現してみましたので記録に残しておきます。
実は以前 SL-C1000































































にUSB接続の有線LANアダプタ Laneed LD-USB/TX を利用する方法を紹介しており、
このなかで SL-C1000































































をLANに接続したときにうまく動作する方法に言及していました。

































































もちろんDHCPサーバのある環境では自動的にIPアドレス等の取得が可能です。
ただDHCPサーバのない環境では手動でネットワーク設定しなければならないのは面倒です。
また、いろいろな場面でクローズなネットワーク環境を用意することがありますが、
こういうときDHCPサーバがあるといろいろと楽ができます。
玄人志向の玄箱を使うのもお手軽ですが、
出先で常時携帯している































































SL-C1000 がその役割を担ってくれるととても便利です。
まあ、他にも目的があったりするのですが、
SL-C1000































































でDHCPサーバを動作させてみます。
と言っても、PCとのUSB接続時に利用するためdhcpdはデフォルトで導入されていますので、
以下の操作で起動スクリプトと設定ファイルを作成するだけです。
ターミナルで以下を実行します。

$































































su -
# bash
# touch /var/state/dhcp/dhcpd.eth0.leases
# cd































































/home/QtPalmtop/bin
# touch dhcpserver
# chmod 777 dhcpserver
# chown































































root:qpe dhcpserver
# vi dhcpserver
#!/bin/bash
.































































/etc/hotplug/hotplug.functions
. /etc/rc.d/init.d/functions
ifconfig eth0































































down
sleep 5
killproc dhcpcd
ifconfig eth0 192.168.1.254 netmask































































255.255.255.0 up
dhcpd -cf /home/QtPalmtop/bin/dhcpd.conf -lf
































































/var/state/dhcp/dhcpd.eth0.leases eth0

# touch dhcpd.eth0.conf
#































































chmod 777 dhcpd.eth0.conf
# chown root:qpe dhcpd.eth0.conf
# vi































































dhcpd.eth0.conf
default-lease-time 172800;
max-lease-time































































604800;
option domain-name-servers 192.168.1.254;

subnet 192.168.1.0































































netmask 255.255.255.0{
range 192.168.1.100 192.168.1.199;
































































option subnet-mask 255.255.255.0;
option broadcast-address































































192.168.1.255;
option routers 192.168.1.254;
}

# touch































































dhcpserver
# chmod 777 dhcpserver.off
# chown root:qpe dhcpserver.off
#































































vi dhcpserver.off
#!/bin/bash
. /etc/hotplug/hotplug.functions
.































































/etc/rc.d/init.d/functions
ifconfig eth0 down
sleep 5
killproc































































dhcpd

# echo 'killproc dhcpd' >> /etc/hotplug/usb/pegasus.off
#































































more /etc/hotplug/usb/pegasus.off
#!/bin/bash
.































































/etc/hotplug/hotplug.functions
. /etc/rc.d/init.d/functions
ifconfig eth0































































down
sleep 5
killproc dhcpcd
killproc dhcpd


さて利用方法を説明しますと、
LANアダプタ挿入時は従来どおりのDHCPクライアントとしての動作をさせます。
ユーザ自身の判断で、DHCPサーバとして動作させたいときは































































dhcpserver を実行し、
終了するときは dhcpserver.off を実行するだけです。
ともにルート権限でなければなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿