2025年10月22日水曜日

蠢く魔石 - その3

大きな病院で確定診断を受けてから2ヶ月ほど経った私の魔石尿管結石。
その間にも通院したり薬を変えたりしながら様子をみていましたが、
結局排出されず、膀胱の手前くらいで動かなくなりました。
自分でも位置が調べられないかと超音波エコー装置の入手を検討しましたが
残念ながら一般向けには売ってなさそう。
ただ、あとで知ったことですが、途上国の僻地の妊婦向けの
胎児を診るためのエコー装置なんてものはあるようで、
素人でも扱えるものはあるみたいです。

閑話休題、出ないものはしょうがないので
医師のすすめで手術で取り出すことに。
個人的にはもうちょっと様子を見たかったのですが、
何年か前に同じ県内の別病院で尿管結石で無くなった方があり、
医師が訴えられたというニュースがあったりして、
ここは医者の判断に従うことに。
方法としては以下の2種類を提示されました。
  • ESWL : 体外衝撃波結石破砕術
  • TUL : 経尿道的尿管砕石術
ESWLは専用装置に横たわり、
レントゲン(&超音波?)で石の位置を確認しながら、
放電由来(?)の衝撃波を体外から体内の石に当て、
砕いて小さくして排出させる方法で、
数万円の手術費で4回まで、1ヶ月に1回くらいのペースで実施します。
石がレントゲンで見えないとできないですし、
石が骨盤の影にあると、衝撃波が骨盤で弱まって効果が薄いとのこと。
それと衝撃波はかなり痛い。

TULは完全な手術。全身麻酔をかけて尿道口から内視鏡を入れ、
石をレーザーで砕くもので、費用は十数万円、
最短でも5日くらいの入院が必要とのこと。
ただESWLより治療が長引かない利点はあります。

私の場合、石の位置的にTULの方を勧められましたが、
手術の様子を想像するとTULには恐怖しかなく、
とりあえずESWLを希望しました。
4回で砕けなければその後でもTULはできるので。
たとえ数万円が余分にかかることになっても
費用はほぼ医療保険でカバーできますし。
ということで、次回はESWLの体験記になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿