IPAこと独立行政法人情報処理推進機構が運営する情報技術者試験。
長くマークシート方式や手書き方式だったものの、
何年か前から低度(?)試験についてはコンピュータに直接入力する
CBT方式に移行していましたが、
なんと高度試験等についても来年度からCBT方式になるとのこと。
今月中頃のIPAからのメールで知りました。これもDXでしょうか。
つまり今年の秋期試験が最後の手書き試験となります。
私としてはこの秋にシステム監査技術者試験(AU)を受けますが、
これに合格すれば高度試験コンプとなり、
そうなればもう受けるつもりもないので今回の変更は関係ありません。
まあそうは問屋が下ろさないでしょうから、
一応CBT方式について確認してみました。
現行のCBT方式について受験経験者に訊いてみたところ、
常設の試験会場があって、日程と席の空きに合わせて申込みをし、
当日そこに行ってPCに表示される問題を解き、
マウスとキーボードで回答を入力するスタイルのようです。
ウェブアンケートみたいなシステムですね。
まあでも計算問題なんかは手元に紙と鉛筆がないと解きにくいですよね。
また長文を入力する論述問題はどうなるのかというと、
普通にキーボードで打つようです。
手書きだと修正や挿入は消しゴムで消してから書き直しとなりますが、
デジタルだとそのへんはキー操作で簡単にできて受験者は助かります。
そもそも2時間で2000文字程を手書きするような場面は現代ではなかなかなく、
書き尽くした翌日は手が痛くなったりしますが、
そういう心配もなくなります。
字が下手くそ過ぎて読めなさそうなのできれいに書き直したり、
漢字が出てこなくてひらがなで書くなんてことはなくなりますし、
コピペで執筆も捗りそうです。
ただ、文字数稼ぎにわざとひらがなで書く高等テクニック(?)が
使いづらいのは玉に瑕でしょうか。
さらに試験日が複数日程から選べるのであれば、それもメリットになります。
現状高度試験の多くは1年に1日しか受けられず、
より優先度の高いイベントと重なれば受けられません。
ついでに言うと秋期試験は近年3連休の中日の実施で、割と迷惑です。
そしてメリットは受験者側だけでなく、採点者側にもあるでしょう。
何より判読不能な手書き文字を大量に読まなきゃいけないのは辛すぎ、
それがなくなるだけでも万々歳なのではないでしょうか。
いろいろ書いてきましたが、CBT試験を受けなくて済むよう、
この秋の試験に臨みたいと思います。
って、試験本番まですでに2ヶ月切ってますね。
このままだとほぼぶっつけ本番になりそうです。やばい。
0 件のコメント:
コメントを投稿