最寄りの駅からは徒歩ですぐでした。
チケットはネットで購入済で、
その案内には[入口C]に来るよう書かれており、
入口があっちこっちにあるのかと思いきや、
入口はほぼ一箇所しかなく、A,B,Cは隣り合っていました。
ものすごい人が行列を作っていたのですが、
入口Cに行って係員に印刷したチケットを見せると、
こっちだと行われ行列をスキップ。
前に一組しかおらず、すぐに館内に入れたのでした。
前もってチケット入手しておいてよかった。
入る前のゴミ箱に飲みかけのジュースを捨て、
入ったところで手荷物検査を受け、
館内をリュックサックを背負って歩くのは禁止ということで、
無料のロッカー(荷物を入れる前に暗証番号4桁を設定するタイプ)に
リュックサックを入れて準備完了。
有料のオーディオガイドがあったのでそれを借りて展示コーナーへ。
オルセーは元は鉄道の駅だったそうで、プラットフォームの名残っぽい
中央のだだっ広い空間に彫刻が、それを挟んで左右に通路が複数あって、
そこに絵画が飾ってあるような構造です。
左右には2階より上もあります。
中央部分は駅のように天井が高く、屋根を通して日も当たっているので、
日の当たる所に彫刻を置き、
絵画は日光で劣化しないように配置しているようです。
私が行ったのは平日でしたが、かなりの混雑で、
学校の校外学習と思われる子供の団体も結構いました。
パリに住んでいる強みですね。
とにかく全部回ってみようと中央や回廊を歩き回り、
食事そっちのけで4時間くらいかけて一通り見て回りました。
一番印象に残ったのはロダンの「地獄の門」の石膏原型でしょうか。
「地獄の門」がオルセーにあるとは知らなかったのですが、
調べてみるとの本物は世界に7つあり、
その原型がオルセーにあるとこと。
あとは私がどうしても本物を観たいと思っていた作品が
ここまでで見つけられなかったのですが、話が長くなるので
それも含めて他についてもまた別の機会に詳しく書くつもりです。
ところで、今年の11月から東京でオルセー美術館展が開催されるようです。
私がパリで観たミレーの「落穂ひろい」もやってくるそうで、
興味のある方は行ってみるのがよろしいかと。
パリに行くよりはだいぶ近いですから。
それにしても東京在住者って得ですよね。羨ましい。
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