今秋でのサービス終了が決定しており、
引越しを余儀なくされています。
とはいえ、実は2年ほど前からOracleクラウドで無料で2台借りていて、
そのうち1台は基本設定後何にも使わず、ただ電源を入れている状態でした。
ということで、このOracleの2台目(以下o2と称す)に取り敢えず引っ越すことに。
必要ができたら、別の有料のサービスに移ればいいし。
まずo2にsshでログインしてみるとディストリビューションは
Ubuntu 22.04.2 LTS (GNU/Linux 5.15.0-1040-oracle x86_64)使用開始当時は24.04はまだなかったんですよね。
で、
# apt update # apt upgradeでアップデートをかけると
Ubuntu 22.04.5 LTS (GNU/Linux 5.15.0-1040-oracle x86_64)に更新されました。
一応ここで
# rebootしてみるとログイン時メッセージに
New release '24.04.2 LTS' available. Run 'do-release-upgrade' to upgrade to it.とあるではありませんか。
早速
# do-release-upgradeを実行します。
処理は対話式に進むのですが、
選択を迫られたらデフォルトとし、それがなければ取り敢えず'y'。
何しろ最悪再インストールすればいいので気楽なものです。
なんだかんだで1時間かからずアップグレード完了。
無事
Ubuntu 24.04.2 LTS (GNU/Linux 6.8.0-1025-oracle x86_64)に上がりました。
ただし後でトラブルが発覚しました。
何とこれまで動いていたウェブサーバが動いていません!!
だから動いているものをむやみにアップデートしたくないんですよね。
まあ今回はトラブル上等でアップデートしたんですが、
まさかこんな基本的なところで引っかかるとはorz
実際起動してみると
# systemctl status apache2.service
× apache2.service - The Apache HTTP Server
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/apache2.service; enabled; preset: enabled)
Active: failed (Result: exit-code) since Tue ****-**-** **:**:** UTC; **s ago
Docs: https://httpd.apache.org/docs/2.4/
Process: 1495 ExecStart=/usr/sbin/apachectl start (code=exited, status=1/FAILURE)
CPU: 48ms
とかなっており、具体的なエラー内容は
apache2: Syntax error on line 146 of /etc/apache2/apache2.conf: Syntax error on line 3 of /etc/apache2/mods-enabled/php8.1.load: Cannot load /usr/lib/apache2/modules/libphp8.1.so into server: /usr/lib/apache2/modules/libphp8.1.so: cannot open shared object file: No such file or directory実際ファイル"/usr/lib/apache2/modules/libphp8.1.so"は存在していません。
で、調べていて見つけたのがこれ。
インストールされているphpを確認すると
# php -v
PHP 8.3.6 (cli) (built: Mar 19 2025 10:08:38) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.3.6, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.3.6, Copyright (c), by Zend Technologies
のように8.3系なのですが、ウェブサーバが呼んでいるのは8.1系。なんでこんなことになっているのか。
取り敢えず以下を実行して解決できました。
# a2dismod php8.1 # a2enmod php8.3 # service apache2 restartそれにしてもアップデートでろくでもない目に合うのはよくあること。
実はこの後にも面倒事を処理する羽目になるのでした。
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