2023年10月5日木曜日

ロールオーバーはなしよ

来年から始まる新NISA。
ユーザーからすれば旧NISAに比べてメリットもあり、
金融庁の公式案内によれば、変更ポイントは以下のあたりのようです。
  • 非課税保有期間の無期限化
  • 口座開設期間の恒久化
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
  • 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:120万円/年、成長投資枠:240万円/年)
  • 非課税保有限度額は全体で1800万円(成長投資枠:1200万円、枠の再利用可能)
個人的にはフラットに使えるようになるのがいいですね。
というのも過去5年間毎年末にロールオーバーするか悩んでいたのが、
もはや考える必要がないということで楽にはなります。
ただ、制度変更により旧NISAの今年末で期限を迎える分については
もはやロールオーバーの選択肢がなくなることになり、
先日証券会社からその旨の通知がありました。
2019年投資(国内株式)分をこの年末までに売却しなければ
時価で特定口座に繰り入れられることになり、
一応保持するつもりではいますが、
パッと見の金額が真の損益からずれてしまうのがちょっと辛いですね。

ところで、制度が変更されるとは言え、
今後4年間は旧NISAと新NISAが並立することになり、
ユーザーとしてもサービス提供側からしても面倒だなと。
サービスシステム的には全く別のものなのに
同じNISAとか名前を付けてしまって、
多分旧NISAが完全に終わった後も区別のために
新NISAは新NISAと呼ばれ続ける気がしますし、
将来さらに制度が変わったら新新NISAと呼ぶしかなさそうですし、
そもそも新NISAには別の名前をつけるべきではなかったかと。
開き直ってNISA2にしておけばよかったのに。
行政のネーミングセンスには何も期待しませんが、
せめて混乱を起こすような名付けはしてほしくないです。

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