私の表計算ソフトとの出会いは、
PC-AT互換機(80286搭載)+Lotus 1-2-3と大昔のことです。
当時、大学生で、実験の測定値を即座にグラフ化したりして
便利に使っていました。
その時のイメージがあって、世間でよく見かける
Excelをワープロのように使ったり、
方眼紙のように使うのが非常に嫌なんですが、
意外にもExcelは全く使いこなせておらず、
ちょっとした事でもやり方がわからなかったりします。
先日、CSV形式のデータを扱う機会があり、
特定のレコードだけを抽出するのにExcelでは方法がわかりません。
SQLなら即座に書けるのに。
VBでマクロでも組むか?
いやCSVなのでgrepで抜けばいいじゃん。
何ならsedとかawkとか使ったり、最悪Pythonでなんとかする。
と、エンジニアらしい方向に傾きかけたのですが...
何とExcelの[データ]メニューで[フィルター]をクリックすると
1行目がドロップダウンリストボックスに化け、
それを展開するとその列に存在するデータ一覧が
チェックボックス付きで表示されるので、
ほしいデータだけにチェックをすると
レコードの抽出ができるんですね。なんだこれ、超絶便利。
これだけだと行が歯抜け表示になってトラブルのもとになるので、
抽出したレコードをコピーして横に貼り付け、
先のドロップダウンリストボックスで[(すべて選択)]を選んで
全行表示に戻しておきます。
私はこれをしてなくて理解不能な現象に悩まされました。
Excelってかなり高機能だということを今更ながら思い知りました。
毛嫌いせずに活用してみよっと。
0 件のコメント:
コメントを投稿