2007年12月26日水曜日

IP-PBX とアナログ電話機

ずいぶん前の話ですが、
IP-PBX サーバソフト Asterisk とアナログモデム X100P で
IP電話機からアナログ回線経由での外線発信と外線着信について紹介しました。
このアナログモデムはいわゆる FXO として働いているわけですが、
これと逆の機能である FXS についても実験してみたいと常々思っていました。
そうなるとDigium社製の TDM??B モデムカードが手ごろな価格といいたいところですが、
こんなもの個人でちょっと実験するためだけに購入できません。
宝くじでも当たれば別ですが…
ちなみに Asterisk プロショップ で購入できます。
私も X100P はここ経由で入手しました。

さて、そんなこんなで長い間ほったらかしでしたが、
最近同ウェブサイトで Digium社のTDMシリーズの互換カードATDMシリーズを販売しているのに気がつきました。
純正品に比べて大幅にお求め安い価格です。
思わずクリックしそうになりました…が、それでも十分高価なことにも気づきました。
利用頻度を考えると厳しい値段です。

ここまで考えて、そういえば ATA(アナログ電話ターミナルアダプター) も悪くないと思いだしました。
先のウェブサイトにも IAX対応(実はSIPにも対応)のATAが販売されています。
価格も1万円台中盤で本当の意味で手ごろです。
この FXS にアナログ電話を接続し、
これを IAX(またはSIP)端末として Asterisk に登録すれば
世界中のどこからでも普通の電話機で内線通話やPSTN外線発着信が可能です。
PCIのFXSカードではまねできません。
まあ常用するかどうかという問題はありますが…

と、ここでさらに思いつきました。
ネットワーク機器で名の知れたPlanex社から通話王なるものが出ていたことに。
発売当時に調べたことがありますが価格的にこなれてなく、
携帯型無線LANアクセスポイントとして見たとき別の商品のほうが魅力的だったのでそちらを購入しましたが、
今調べるとamazonで大幅割引されています。
ウェブで調べると、この通話王はファームウェアのバージョンアップでSIP電話機として安定的にAsteriskへ接続可能で、
STUN付なのでNAT越えも可能なようです。
というわけで紆余曲折ありましたが購入決定…か?

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