それでは iPod nano に Linux をインストールしましょう。
ただし、これから行う作業の意味が分からない方はインストールしないことをお勧めします。
この作業後に iPod nano が確実に動作することは保障しませんし、
万一壊れた場合にも何のサポートもできませんので。
まず、Windows XP PC に iPod nano を接続して、iTunes が自動的に立ち上がるのを待ちます。
iTunes が起動したら[編集]-[設定]メニューの[iPod]タブの[ディスクとして使用する]チェックボックスをチェックします。
それから iTunes を終了します。
次に前回ダウンロードした ipl-nano-0.2.zip を解凍し、
README を読みながら ipodlinux-installer.exe を実行ください。
iPod nano がリブートするので、今度は Linux PC (今回は knoppix 使用)に接続します。
iPod nano が /dev/sda として認識されたと仮定して、
# fdisk /dev/sda
を実行し、/dev/sda2 のパーティションを作り直します。
その際、第6シリンダから第124シリンダまでをタイプ0xbと設定し、起動フラグを立てておきます。
その後
# mkfs.vfat /dev/sda/2
でフォーマットして
# eject /dev/sda
で iPod nano を取り外します。
これで、Windows PC に iPod nano を接続しなおし、iTunes で普通に音楽ファイルを転送します。
ここまでくれば標準OSでも iPodLinux でもMP3ファイルを再生できます。
ちなみに iPod nano の起動時に[早送り]、[巻き戻し]、[再生]のいずれかを押していると、
立ち上がるOSが切り替わります。
希望のOSが立ち上がるまで試行錯誤してください。
また、iPodLinux を終了 or リブートする場合はメニューから行うのが無難です。
次回は iPodLinux で映像を再生してみましょう。
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