2009年4月28日火曜日

リアル リ・ジェネシス


ニュースによるとアメリカとメキシコで豚インフルエンザが発生して死者も出ているということです。
でも大丈夫。NorBACのデビッド・サンドストローム博士が解決してくれることでしょう。


それは誰なのかさっぱり分からない方が多いとは思いますので説明しておきますと、
WOWOWで放送している海外(カナダ)ドラマ"ReGenesis"の主人公である分子生物学者なのです。
NorBACこと北アメリカバイオテクノロジー諮問委員会の主任研究員として勤務する天才にして変人(?)のサンドストローム博士が
ウィルスや細菌、化学に関する数々の問題を解決していく物語です。
邦題が「リ・ジェネシス(Re:Genesis) バイオ犯罪捜査官」となっているのは多分考案者の勘違いで、
別に犯罪だけを題材にしている訳ではないですし、捜査官ではなく研究者ですし。
ともかく現在WOWOWで第四シーズンが放送中ですのでぜひご覧になってください。かなり面白いです。
演出もなかなかよく、とくに並列で起こる出来事の再現方法がすばらしいです。
ただ、ストーリーにつながりがあるので第一シーズンから見たほうが楽しめますね。
DVDが出ていますのでそちらでご覧ください。
私は第一シーズンからのファンですがこれがもっとも面白かったです。
シーズンが進んでいってER化(悲劇と過酷な運命)しているところがちょっと引きますが
第四シーズンで終わりらしいことを聞いたので、それはそれで残念かなと。
ともかく百聞は一見にしかずです。


あっ、そうそう。豚インフルエンザが沈静化することを願っています。

2009年4月24日金曜日

Wi2 300


最近ワイヤ・アンド・ワイヤレスという会社のことを知りました。
そしてWi2 300というサービスが開始されたことを知りました。
Wi2 300 はいわゆる公衆無線LANサービスで月額基本料105円の従量制ですが請求上限980円が設定されています。
しかし、7月31日までに加入すればずっと月額基本料無料で上限が490円となります。
サービスエリアに行くことがあるかは分かりませんが、ローミングも一応できるようですし早速加入してみました。
なんといっても使わなければ無料ですしね。
で、たまたま東海道新幹線に乗ったのですがローミングできませんでした。残念。

2009年4月23日木曜日

XGP


次世代PHS改めXGPがいよいよ始動です。
本日エリア限定サービスについての発表会が開催されたようです。
4月27日より始まるのはほとんどテスト運用ですが、
6月にはまだましな状況に、
10月には本サービスに移行するようです。
地方在住者にとってエリアの問題はいかんともしませんが、
2年後くらいにはなんとか人口カバー率90%ぐらいにしてほしいものです。
でも、今から楽しみですね。

2009年4月21日火曜日

エンベデッドシステムスペシャリスト試験


昨日、エンベデッドシステムスペシャリスト試験を受けてきました。
限りなく満点に近い得点をたたき出したつもりですが、
少なくとも合格してるのではないかと思っています。
なんてことを書いておきながら落ちてたりして…
さて、今年の秋はネットワークスペシャリスト試験でも受けようかな。

2009年4月18日土曜日

Windows Live Mail


昨日書きましたが、メーラーを Outlook Express から Windows Live Mail に替えてみました。
私はここから"WLinstaller.exe"と
ここから"wlsetup-web.exe"をダウンロードしてインストールしました。
インストール時に自動的に Outlook Express のデータをインポートしてくれ、問題なく利用できています。
使い心地は悪くないですね。


ところで Windows Live Mail ではIMAPアカウントの"削除"と"完全削除"のデフォルトの動作が Outlook Express から変わっています。
同等にするには[メニュー]アイコンの[メニューバーの表示]をクリックしてメニューバーを表示し、
[ツール]-[オプション]メニューから[詳細設定]タブを選択し、
[IMAPアカウントで[ゴミ箱]フォルダーを使用する]のチェックをはずして更新し、
変更したいIMAPアカウントをアクティブにした状態で
メニューの[表示]-[表示/非表示]-[削除されたメッセージを表示]を有効にすることで可能です。

2009年4月17日金曜日

ああ Outlook Express よ


ちょっと下手をこいて仕事のメールデータがおかしくなってしまいました。


私はメールをqmailで運用する専用のメールサーバに保存しており、
複数のPCからIMAPでアクセスしています。
もう数年このようにしているのでメールデータサイズはすでに2GB近くになっています。


今回しくじったのは、メールデータを保存するパーティションの空き容量をなくしてしまったことです。
大きなファイルをダウンロードしていて気づきませんでした…
その状態でメールを受信したりfetchmailしたりしていたため、なんだかおかしくなってしまいました。
いや、サーバ内のデータは問題ないのですが、
IMAPでクライアント側に取り込んでいたデータとの整合性が取れなくなったのか、
ローカルデータが飛んでしまいました。
とりあえずサーバの空き容量を確保してメーラーでIMAPの同期をとってみましたが、
新たに受信したメールの受信に失敗してしまいます。
Webメールだと見れるんですけど…


なんとかしないと困るので試行錯誤していたところ、
なんだかメーラーが悪いような気がしてきました。
もう10年以上 Outlook Express を利用してきましたがいよいよお別れする決心を固めました。
乗り換え先は Windows Live Mail です。


というわけで明日に続く…

2009年4月16日木曜日

WILLCOM NS


しばらく前からうわさが出ていましたが、
WILLCOM NSが発表されました。
システム手帳に備え付けるネット端末っぽいコンセプトが採用されていて
これはこれでありだと思います。
ただ私にはちょっと…


まず最初に価格ですが、端末が5万円を超えてしまいます。
24ヶ月使う(24ヶ月しか利用できない)ことを前提に計算すると、
端末価格と通信費を勘定しての月あたりのコストは3200円程度となります。
ちょっと出せません。
しかもソフトの開発環境は公開されたとしても特殊なガジェット(jiglet)だけのようですし。


ルイ・ヴィトンの6穴システム手帳を愛用する私としてはアイディアは悪くないと思っています。
とりあえず次機種に期待ということで。

2009年4月15日水曜日

D-VHSが…


日本ビクターよりニュースリリースが出されました。
なんと将来的にBSディジタル放送がD-VHSで記録できなくなる可能性があるということです。
一応自社のD-VHSビデオデッキについてのアナウンスの形はとっていますが、
これはD-VHSフォーマット自体の問題ですので、
私の所有するPanasonic製のD-VHSデッキも当然対象となります。


D-VHSではデジタル放送で受信される生のMPEG2-TSをそのまま録画することを前提に28.2Mbpsの記録帯域を持っています。
地上波デジタル放送では規格上16.8Mbpsが上限となるので十分おつりがきますが、
BSデジタル放送では25.44Mbps(24スロット)とわりとぎりぎりです。
2011年にはBSアナログ放送が終了して、帯域の再配分が行われることになっており、
今新規参入の放送局(企業)を募集したりしてますが、
スロット数が拡充されることで最大ビットレートもあがってしまうようで、
放送局の運用しだいでD-VHSのスペックを超えてしまうようです。


現在私の環境でBSデジタルの録画が可能なのはD-VHSだけなので少々悲しいですね。
まあそれほど悲観的に考える必要はないのかもしれませんが。
2011年付近にはブルーレイディスクレコーダを買う気満々なのでまあいいでしょう。
テレビ的には厳しいですが、スロット数で画質を上げるより、H.264であげてほしいところです。
現行でMPEG2-TSをキャプチャするとファイルサイズが大きくて扱いに困ってしまうんですよね。
自分でトランスコードするよりは放送局のエンコーダの性能をそのまま味わうのが好きです。

2009年4月10日金曜日

Linuxでリブート


訳あってLinuxでリブートをかけたときに実行されるコードを調べてみました。
もちろんリブートの前にはデーモンを止めたりHDDキャッシュのフラッシュをしたりはしますが、
そういうことではなく最終的に呼ばれるコードのことです。
halt, shutdown など類似コマンドや動作は結構ありますが、この際代表してrebootを見てみることにします。
とりあえず kernel 2.6.17 での話です。


Linuxでリブートする場合、シェルからrebootコマンドを実行するパターンが多いとは思いますが、
最終的にrebootシステムコールが呼ばれることになります。
"linux/kernel/sys.c"には kernel_restart()という関数が実装されており、
i386カーネルの場合は"linux/arch/i386/kernel/reboot.c"のmachine_reboot()がコールされます。
今の私の興味であるARMアーキテクチャでは
"linux/arch/arm/kernel/process.c"のmachine_restart()がこれに対応します。
まあ、"linux/include/asm-arm/arch-dw/system.h"のarch_reset()が実行されるだけですが。
ここにCPUと周辺チップにリセットをハード的にかけるコードを書いておけば完璧です。
通常MMUを使っているでしょうから、プログラムカウンタを0に戻すなんて技は使えませんのであしからず。

2009年4月9日木曜日

LT-H90DTV バージョンアップ


わりと気に入りつつも不具合も見られるLT-H90DTVですが、
本日ファームウェアのアップデートがありました。
って、地デジの録画機能は今までテスト機能扱いだったのね。
いや、ベータ版のファームウェア書いて売ってたってこと?

2009年4月8日水曜日

LUMIX DMC-GH1K


正式に発表されてから間が空きましたが、
LUMIX DMC-GH1K
がこの4月24日に発売となります。
今年はじめに製品情報が出たときから目をつけていましたし、
もっと言うと、LUMIX DMC-G1W
が発売されて動画対応の一眼カメラが出るという話を聞いたときから注目していました。
フォーサーズ、マイクロフォーサーズ規格のレンズも増えてきましたし、
あのレンズで動画が撮れるというのはなかなか衝撃的です。
レンズの絶対性能こそがカメラの性能を決めると信じている私にとっては魅力的な商品です。


ところで今LUMIX CLUBでDMC-GH1Kの有料のモニタ募集をしているんですよね。
で、応募しようかどうしようか迷っているのですが、これ期限が明日の13:00までなんですよ…

2009年4月7日火曜日

デジタルWOWOW


先月初めにWOWOWから電話がかかってきました。
料金も滞納してるわけではないですし、なんだろうと思ったのですが、
デジタルWOWOWへの勧誘でした。
現在アナログWOWOWに加入している身としては
HDなデジタル放送は魅力的なものの、
料金がちょっと高くなるのと
1契約につきB-CASカード1枚しか関連付けられないこと、
そして何よりコピー制限が課せられることもあって移行には消極的でした。
というか2011年にアナログ放送が停波したらそれっきりのつもりでいます。


でもまあ折角電話してきてくれたことですし、
運用についていろいろ改善案をお願いしていたのですが、
とりあえず5月末まで無料でデジタルWOWOWを視聴することを提案されました。
私としては契約停止するのを忘れて料金請求されるのがいやなのでその旨伝えると、
5月中旬に警告のはがきを送ってくれるということで、
それならと契約しました。


電話で指示されながら、テレビでBSデジタルの9チャンネルを開き、
表示されたB-CASカードのIDを伝えると、
15分ぐらいテレビのチャンネルをそのままにしてくれといわれいったん電話を切りました。
しばらくすると放送衛星からの指令を受けたのか放送を受信できるようになりましたが、
NHKのBSデジタルのように目障りなウィンドウが出ています。
待っているとWOWOWから確認の電話がかかってきたのでそのことを伝えると、
局側で何か操作をしたようで5分ほどでそれも消えました。
BSなのでアナログWOWOWでも十分きれいでしたが、
デジタルは画面サイズがHDで上下の黒帯も無く快適です。
でもアナログでも十分なんだよなあ…


ところで、WOWOWに契約すると1年に連続して30分は必ず視聴しないといけないらしいです。
これは契約を延長するために必要な処理らしく、
多分B-CASカードに書き込まれた契約期限情報を更新しているのでしょう。
でもMPEG2TSのCAT(PID=0x14)は10秒に1回程度しか送られないはずで、
180パケットでどう処理しているのでしょうか?

2009年4月4日土曜日

「どこでもWi-Fi」やめて「AX420N」


so-netのbitWarp(W)のやる気の無さが見えたので、
当初の予定通りモバイルデータ通信回線を乗換えました。
当初の予定通り「どこでもWi-Fi」へ…
ではなく、在庫処分の「AX420N」のスペシャルモデルに。


現在 Willcom では W-VALUE SELECT で契約した際に端末価格の割引のため、
名目上接続料の割引を最大2年間受けられますが、
それ以後はまったくお得感がなくなってしまいます。
ということで今回は2年間ちょうど利用することを条件に乗り換え先を選定しました。


まず「どこでもWi-Fi」について検討します。
端末料金は一括だろうが分割だろうが総計は変わらず28800円となります。
月額基本料金は「新つなぎ放題」に割引がかかって980円です。
これに新規加入手数料2835円が加わります。
ユニバーサルサービス料金は無視すると、
月当たりのコストは2299円となります。
もちろん2年後の乗り換えが必要です。


次に「AX420N」のスペシャルモデルについて検討します。
端末料金は一括だろうが分割だろうが総計は変わらず15360円となります。
月額基本料金は「新つなぎ放題」に割引がかかって340円です。
これに新規加入手数料2835円が加わります。
ISPの接続料金が別途かかるので最安と思われるIIJmioの月額315円に加入します。
まあ、2ヶ月はPRINを無料で使えるので630円節約できますが、
これは考えないことにします。
ユニバーサルサービス料金を無視すると、
月当たりのコストは1295円となります。
もちろん2年後の乗り換えが必要です。


現契約はso-net の bitWarp(W) PDA で5%OFFなので月額は1995円です。
まあ、初期費用は償却済みと考えた場合ですが。
既に期間縛りもないので2年後もそのまま利用できます。
ただし、so-netはPHSサービスから撤退したいようにも見え
状況はわりと不安定と思われます。
あくまでも私見ですが。


以上の3つでかなり悩みましたが、
最終的に「AX420N」のスペシャルモデルへの乗換えを決断しました。
現在所有している DELL Inspiron 710m と Zaurus SL-C1000 では問題なく使えそうですし。
EeePC 901-X にはPCカードスロットが無いのでそのままでは使えませんが、
SL-C1000 をレジデンシャルルータにしてNAT経由のインターネット接続が可能です。
EeePCとZaurusの接続はUSB、有線LAN、無線LAN、bluetoothが可能なように構築しており、
現状から持ち物が増えるわけではないので良しとしました。
固定費が減るのはうれしいですから。
一応AX420NをPCとUSB接続するためのUSB2-PCADPJもありますが、
ちょっと高価で、そのわりに使用頻度が高くなさそうなので今回はスキップしました。


ちなみに、SL-C1000 とUSB有線LANアダプタ、LAN-PWG/GAPを組み合わせて
「どこでもWi-Fi」状態にすることができます。
私のSL-C1000はPHS通信状態で3時間のバッテリー駆動が可能なのでそこそこ使えます。
無線LANアクセスポイントは
単四エネループ4本や単三型エネループ2本を昇圧しても電流の関係で正常動作しませんが、
単三型エネループ4本なら5時間持ちますので十分です。
SL-C1000はエネループからの電源供給で動作させることもできるので、
エネループの予備は持っておいて損はないですね。
この環境なら無線LANしか持たないNintendoDSi
での通信も問題ありません。
マリオカートDS
が出た当時からほぼこの構成で遊んでいましたので。


余談になりますが、PHSではないもののIIJmioでは
月額3980円でイーモバイルのHSDPAが使い放題なプランもあり、
これはこれで大変魅力的です。
しかしエリア面で不安があるのと、
何より月4000円は出せないという経済的事情もあり泣く泣く却下しました。
Willcom Core でも UQ WiMAX でも何でもいいので
2年後にモバイルブロードバンドが
月額3000円ぐらいで使い放題になっていることを切に願います。

2009年4月1日水曜日

LT-H90DTV 買っちゃった - その8 - 出会った不具合


家電ではないLT-H90DTVですので、
いくつかの不具合(仕様?)にも出会いました。
折角なので紹介しておきましょう。
ちなみにソフトウェアは本日現在で最新バージョンにしています。
もちろんベータ版ではなく正式版です。


地デジの予約録画を設定していても録画されないことがありました。
その番組を録りたかったわけではなく実験して出会った現象で、
5分後から5分間録画するような予約を何度も設定しましたが、
まったく録画してくれませんでした。
もちろんLinkTheaterモードにしていたとか、
NTFSフォーマットのHDDが接続されていたというようなオチでもありません。
コンセントをさしなおしたら直ったのでソフトのバグでしょう。


待機電力節電のためにコンセントから抜いていると
次に電源を入れたときにスプラッシュ画面
(機器のロゴが表示されている起動画面)
のあと画面が真っ暗になります。
これは毎回です。
LANのリンク状態にかかわるバグのようで、
後段のハブの電源を入れたりLANケーブルを抜き差しすると正常動作するようになります。
コールドブート時にファームウェアの最新版を探しに行っているようで、
自動バージョンアップを無効にすればいいのかと思ったりしましたが、
メニューにそのような項目はありませんでした。


地デジを録画しているはずのHDDを接続しても再生一覧に現れないことがあります。
USB端子を抜き差ししまくっていると時間がかかるらしいのですが、
夜だめであきらめていたら
次の朝はよかったということもありました。
よくわかりません。


極めつけは、起動できなくなることがありました。
起動して青い電源LEDは点灯しますが、
しばらくすると自動的に電源が切れてしまいます。
何度電源を入れ直してもだめでした。
ものすごく悩んだ挙句、LANケーブルを抜いて起動することで解決できました。
バージョンアップチェックの問題でしょうか?


あと不具合ではないのですが、
リモコンがほとんど効かなくなることがあります。
リモコンについてはもともと反応が悪いのですが、
CPUが忙し過ぎて操作不能になることが何度かありました。
WindowsのCPU過負荷状態のような感じです。
待っていれば元に戻りますがいらいらしますね。
おっと、これは家電ではないのでした。