2020年5月12日火曜日

Rakuten Link

楽天モバイルのsimカードがスマートフォンで
利用可能になった後にやることは
2つの専用アプリケーションをインストールすることです。
1つ目はmy楽天モバイル
いろいろな機能が実装されていますが、
最も役立つのはauエリアでの残データ容量確認機能でしょうか。
ただ入れてなくても困ることはないかも。
もう一つは必須のRakuten Link
これで通話やSMSの送受信が無料でできます。
これらはsimカードの同梱パンフレットに書かれた
URLをスマートフォン上のウェブブラウザで開けば
簡単にインストールが可能ですが、
1つのGoogleアカウントで複数のスマートフォンに
インストールする場合はシステムの都合上
2つ目以降では[Google Play]からインストールすることになります。
まあ本来は1つのスマートフォンに入れれば事足りるので
必要もないのですが、実はこの[Rakuten Link]、
楽天のsimカードを使っていなくても使えちゃうんですよね。便利。

さてその[Rakuten Link]、音声通話が無料でできると聞いて
よく見かけるIP電話なのかと思いきやそうではないようで、
RCSのアプリケーションのようです。
RCSというとSMSの発展形のメッセージ交換システムという
イメージを持っていたのですが、
どうもそれだけではなく音声通話やSMSの送受信も包括した
システムなんだそうです。
これにより携帯電話の電話番号でWiFi経由でも音声通話ができ、
つまりこの点について楽天モバイルは
他の国内キャリアより先進的といえます。

ところで[Rakuten Link]の使用開始時には
指定した電話番号に対しSMSでコードを送ってもらい、
それを[Rakuten Link]に入力することでデバイス認証が完了します。
昨今のメッセージソフトやPay系アプリケーションと同様のシステムですね。
通常は裏で勝手に認証されますが、
そのコードを受け取るスマートフォンと
[Rakuten Link]を使用するスマートフォンが異なっている場合は
人間の目と手が必要になります。
それでも認証が済めば[Rakuten Link]は普通に使えるようになります。
実際OPPO A5 2020HUAWEI P30 liteでは
自動的に使えるようになりましたが、
HUAWEI P10 liteではなぜか認証用のSMSが受信できなかったため、
P30 lite+楽天simでSMSを受け取り、コードをP10 lite+他社simに手入力して
P10 liteで[Rakuten Link]を使えるようにしました。

なお私の印象ですが、[Rakuten Link]でデバイス認証するまでは
SMSは通常のルートで配信されますが、一度デバイス認証されると
その後は[Rakuten Link]へ送られてくるようです。
またあるスマートフォンで[Rakuten Link]を利用中に
別のスマートフォンで[Rakuten Link]を使おうとすると
最初のスマートフォンのデバイス認証が解除され
二重ログインは防止されます。
このときはSMSは通常ルートに戻るようです。

最後にWiFiでの音声通話について。
楽天のsimカードでも他社(他電話番号)のsimカードでも
入れていれば音声通話を発呼したときに
相手に示される電話番号は常に[Rakuten Link]のものとなります。
simカードなしでWiFi経由での発呼では[非通知設定]になります。
ただSMSについてはそんなことはなく番号はきちんと通知されます。
この仕様だと海外に行って現地のsimカードを挿していても
[Rakuten Link]により日本の電話番号で通話できるわけで、
結構便利かもしれません。
この点も他の国内キャリアより先進的と言えますね。

正直月額3000円では無料期間が終わった1年後には解約一択ですが、
状況が変われば通信周りをまるっと見直して引き続き楽天モバイルを
使う可能性はあるかも。まあかなり低いでしょうが。

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