2019年1月24日木曜日

DropboxのProject Infinite改めスマートシンク

もうずいぶん昔になりますか。
ネットブックの先駆けであったEeePC 901-Xを使用していたころ、
クラウドストレージとして愛用していたのはZumoDriveでした。
ちなみにこれは2012年5月1日でサービスを停止しています。

この当時すでにDropBoxは存在していましたが、
クラウドとローカルにコピーを持っていて適宜同期するという
DropBoxの仕様が気に入らなかったので使っていませんでした。
普段不必要なローカルコピーが小さいストレージ容量を
食いつぶすのは不便極まりないのです。
何と言ってもEeePC 901-Xのストレージは4GB+8GB。
今時ならDRAMの方が大きいくらい。

その後MacBook Proを購入したことで、
ストレージ容量を気にすることがなくなり、
DropBoxをメインで使うようになりました。
それでも結局専用アプリケーションは使わなくなり、
必要に応じてウェブブラウザ経由でダウンロード/アップロードしたり、
ウェブアプリケーションで直接編集したりするように。
そんななのでだんだんGoogle Driveを使う比率が高くなってきました。
こちらならドキュメントやスプレッドシートがブラウザ上で
直接扱えて便利なのです。

ローカルにコピーを持ちたくないのは、
ローカルディスクの圧迫もさることながら、
マルチデバイスアクセスで問題を発生させたくない、
あるいはWindowsやmacOSの再インストール後に
DropBoxのアプリケーションをインストールすると
クラウド上の全データをローカルに同期すべく
長時間のダウンロードが発生するのがいやということもあります。
OSの再インストールなんてやりたくてやってる場合は少ないので、
環境の再構築時間と精神的負担が減るのはありがたいことです。

そのDropboxでProject Infiniteなる取り組みが発表されたのは
2016年のこと。これで必要なファイルだけをオンデマンドに
ローカルにコピーし、他はクラウド上に置いたままにしておけます。
これには個人的に期待していたのでいつ提供されるのか
ずっと待っていたのですが、なんとスマートシンクなる名で
2年前には既にスタートしてるという話。
ただし有料のProfessionalプランのみの対応なので
無料プランの私には利用できないorz

調べてみると同様の機能はOneDriveでは無料で利用でき、
GoogleDriveでも有料のG Suiteユーザーのみですが
ドライブファイルストリームとして存在するようです。
こうなるとDropboxもういいやという気にもなるのですが、
これまでアップロードしてきたものを落としてきて
別のサービスに移す作業をするのはやだな、ということで、
これまでどおりうまいこと使い分けていこうかと思っております。

ちなみに今現在はGoogleDriveがメインになりつつあり、
Dropboxはメインからサブに降格されている途中です。
あとごく一部の特定用途でOneDrive使ってますね。
OneDriveをちょっと格上げしようかな。

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