2016年6月7日火曜日

A2DPなBluetoothヘッドフォン

Bluetooth普及前夜になりますか、
大昔A2DP対応の耳掛け型ステレオBluetoothヘッドフォン
SONYのDR-BT30Qを使っていたことがあります。
当時はBluetoothで音声を送信してくれる機器など皆無だったので、
オーディオ機器の出力端子にHWS-BTA2Wを挿して
音声を飛ばしていました。
今やDR-BT30Qは経年変化で耳に当たるスポンジがボロボロです。

時は流れて、最近はBluetoothヘッドフォンがメジャーになりました。
やはりスマートフォンの普及が理由でしょうね。
よく行くジムでもBluetoothヘッドフォンで音楽かなにか聞きながら
ランニングマシンで走っている方を見かけます。

さて、私はそんなに音楽を聞いたりしないので、
DR-BT30QのあとはBT-A1SSのようなHFP/HSPのみ対応で
通話にしか使えないようなヘッドセットしか持っていませんでした。
しかしこの手の商品ってスマートフォンとペアリングしても、
通話をはじめとする対応アプリケーション以外では音がまったく出ず不便です。
他人の迷惑にならないようにスピーカーはミュートしたいけど、
確認のため音は聞きたい、というような場面では使えません。
Windows PCとペアリングすると音出るんですけどね。

ということで、この度HFP/HSPはもちろんA2DPにも対応した
Bluetoothヘッドフォンを購入することにしました。
昔は高価だったのですが、このところの需要拡大で廉価なものもみられます。
このあたりはスマートフォン様々ですね。
で、私が買ったのは後者の方で、TenswallのG6です。
しかしこれ結構いい。

何がいいって操作時に音声(イヤホン)で結果を教えてくれることです。
英語ですけど。
電源を入り切りすると、"Power on"/"Power off"としゃべりますし、
スマートフォン等との接続が完了すると
"Bluetooth conected"と言って教えてくれます。
Bluetoothイヤホンやヘッドセットは状態を
LEDの光り方で知らせるようなことが多いですが、
音で知らせるとはナイスアイディアです。
あとは充電端子がmicroUSBであることです。
BT-A1SSのような珍しい形状で苦労するのも過去の事となりそうです。
バッテリー持ちは連続使用で5~6時間ぐらいです。
場面によってはちょっと足りないかもしれませんが、
この値段なら2つ買って解決というのもありかもしれません。

もちろん全ての音はこのイヤフォンから聞こえ、
その間本体スピーカーから音は出ません。
マイク付きなのでヘッドセットとして、
ハングアウトの音声通信に使えます。

難点はというと、音の出力部分が
最近流行りの耳の穴にフィットするタイプであることでしょうか。
これ苦手なんですよね、私。
それからメインボタンが押し辛いところでしょうか。
スイッチ類は右耳側の外側にデザインに沿ったメインボタンがあり、
その側面に音量の上/下ボタンがあります。
メインボタンを押そうとすると音量ボタンに触れてしまったり、
メインボタンのクリック感がないため押し辛らかったり、
耳から外しているとデザイン上左右が分かりにくく、
ボタンがどっちにあるのかぱっと見判断できません。
左右が即判別できないことは、装着のしやすさにも悪影響があります。
他にはスマートフォンのisaiとペアリングして
[ポケとる]を遊ぶと明らかに音がおかしい…遅れがち、歪みがちになります。
[YouTube]とか[音楽]アプリケーションで聴く分には問題ないですし
別のスマートフォンIDOL3でも[ポケとる]では同様の現象が発生するので
とりあえず特定アプリケーション単体の問題として片付けておくこととします。

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