2010年4月28日水曜日

Linuxで自動ログイン

インターネットにさらさないLinux PCでちょっとしたシステムを構成するとき、
立ち上げてrootで自動ログインできると手間が省けます。
といってもX-Windowではなくてテキストコンソールの話です。

まずrootユーザのパスワードを空にします。
/etc/shadow の
root:<暗号化されたパスワード>:<何か>:<何か>:<何か>:<何か>:::
の行の
<暗号化されたパスワード>
を削除すれば完了です。
そして自動ログインするために /etc/inittab の
c1:12345:respawn:/sbin/agetty 38400 tty1 linux
のような行を
c1:12345:respawn:/bin/login root </dev/tty1 >/dev/tty1 2>/dev/tty1
のように変更します。
Fedoraだと、 /etc/event.d/tty1 の
exec /sbin/mingetty tty1
の行を
exec /bin/login root </dev/tty1 >/dev/tty1 2>/dev/tty1
にするとOKです。
ただし、これだとsshでログインするのがつらいので、
/etc/ssh/sshd_config で
PasswordAuthentication yes
PermitEmptyPasswords yes
にしておいたほうがいいでしょう。

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